そんな私の行動を
不思議に思った一条君が

「何入ってるの?」

と私に聞いてくる


『うんとね…辞書3冊かな』


「重いでしょ」


『あはは…まぁね』


「貸して?」


『え?』


「だから、鞄」


『い、いいよ!
結構重いし!リュックだし!』


「うん、寄越そうね」


『あぁっ!』




無理やり鞄を奪われた


どうやら少々強引なようです