クーデレ彼氏とその彼女



『ね、りおくん』


「なに?」


『よく私を見つけたね』


「…まぁ、当然」


『ていうか、
よく私だってわかったね?

りおくんなんて、
ちっさい頃と全然違うから
思い出せなかったよ』


「ちよ、全然変わってないし」


『え゛っ』


「見つけやすかったよ」


『………複雑』


「ふ…でもよかったことがある」


『?なに?』


「こんなに可愛くなってくれて
俺としてはすごくうれしい」



ちゅ、と
おでこに柔らかい感触が降りてくる


『…え』