2時間目が終わった頃に、大分芽衣が落ち着きを取り戻していた。
紗和ちゃんも職員室からニヤニヤしかながら戻ってきて、俺の耳に「イチャイチャ出来たかい?」と聞いてきた。
イチャイチャどころか生死をさ迷っていた俺は、多少イラついたが適当にはいはいっと返事をした。
「じゃあ、俺たち教室に戻りますね。」
と、芽衣の手を掴みながら言った。
芽衣は「え、嘘………。」って小さく呟いたが、聞こえないフリした。
「白谷さん、大丈夫なの?」
「え、あ、私…………。」
戸惑ってる芽衣に少しイラつき、俺は肯定させるように誘導した。
「芽衣、俺がついてる。いくぞ。」
「奏ちゃん………。うん。」
失礼しました。と一言告げて、保健室の扉を出た。
さり際に紗和ちゃんが「いつでも来ていいからね!」と笑顔で手を振っていた。
芽衣もつられて手を振る。
早く連に相談しよう。
