大好き以上になった場合



友達なんかじゃなかったってどういう意味だ?

中学からずっと俺ら四人で楽しく遊んだりしてたじゃないか。

高校入っても、ついこの前までミサは芽衣の事を心配して………。

いっ!?

芽衣は俺の手に爪を立てて強く握ってきた。

顔を見ると、般若の様に恐ろしく歪んだ顔をしていた。


「奏ちゃん、もうミサと話さないで。」

「なんでだよ!」

「奏ちゃん取られたくないから。奏ちゃん私の彼氏だよね?彼女困ってんだよ?ねぇ、お願い。あいつは悪魔なんだよ?」

「芽衣、落ち着けって!」


俺にとったらミサは友達だ。
話すなって方が無理ある。それに、芽衣について聞きたいこともあるし。

しかし、芽衣は俺の反応が気に入らなかったのか、俺の首に手を伸ばしてきた。


「ねぇ、お願い。私これ以上辛い思いしたく無いの。」

「やめっ、………ぐぁ、うっ…!?」


芽衣の何処にそんな力があるんだと思うほど、俺の首を強く締めてきた。