「…なんで、逃げたんだよ。」 「…逃げてない。」 私は『しらばっくれる』を使った。 「…ほぉ。俺から散々逃げ回ったくせに?」 「…急に、走りたくなったの。」 「へぇ、運動音痴、運動嫌い、の凛花ちゃんがぁ?」 「…っ‼︎」 私はもう逃げれなかった。 言い訳がこれ以上思いつかない。 しかも、私また壁ドンされてるし…。 今度は龍斗に…。 私今日何回壁ドンされるんだろう。 ピンチだというのにそんな馬鹿なことを考えていた。