あ、頭がクラクラする…。 思考がまともに働かない。 長い長いキスをおえ、暫くその余韻に浸る。 まさかこんなことをするなんて、微塵も思っていなかった私には、あまりに強い衝撃だった。 ─だから、 「せ、せんぱいっ…」 「ん?なぁに?」 「クラクラ…します…」 「ん~?どれどれ……………って、あつっ!」 熱が出てしまうのも仕方のないことなのだろう。 (ご、ごめんなさいいいい…!)