こころ。



君には

わからないの?


わからないよね。

そうだよね。


だって君は

わたしと違うんだもん。


君には

両親がいて

居場所があって

いつも本当の自分でいられる。


羨ましいな、ほんとに。


ほら

君の手と

わたしの手。


君の手は

真っ白で

綺麗で

傷なんて何一つない手。


でも


わたしの手は

真っ黒で

汚くて

傷だらけで

醜い手。


だから

君との距離が

縮まらないんだ。


君の手は

あったかくて

あったかくて…

なんとなく

苦しくなっちゃうんだ。


あの人みたいな

あったかい手だな

って

考えたりして。