『よし、じゃあ1か月でクラス全員と友達になってやるよ!むしろ連絡先も交換してすぐに彼女も作ってやるよ!』
『はは』
普通に鼻で笑われて。
悔しくて今に見てろよ……と闘争心だけはメラメラと燃えたぎって最初に自分から話しかけて友達になったのが今絶賛気まずい関係の杉野だった。
それでも自分から話しかけて尚且つ友達を作るなんて、俺からしたらエベレストを登ることより難しい。
だからたったひとりでも友達ができた自分を褒めたいぐらい俺的には満足した結果だったんだ。
まあ、その唯一の友達である杉野を失いかけて挙げ句の果てにはこうして学校に行かずに引きこもってるわけだけど。
『彼女作るんじゃなかったの?クラスメイト全員と連絡先交換したのかよ』と莉緒はわざと俺の傷口に粗塩を塗りまくって最後には必ず『だからムリだって言っただろ』とため息をこぼす。
そして毎日毎日俺の部屋に来ては傷ついてるメンタルをさらに粉々にして帰るのだ。



