まず最初にここまで読んでくださって、ありがとうございました!

幼なじみもののブルー寄りの作品ということで、今まで書いたことのない口の悪いヒロインに挑戦しました。


皆さんに受け入れてもらえるか不安ですが、その心の変化と玲汰の成長を見ていただけたら嬉しいです!

題名や章のタイトルは莉緒目線です。本作品は玲汰の視線ですがどっちも主人公のような気持ちで書きました。


病気を取り扱うということで莉緒の最後をどうしようか悩みました。


病気の描写や病院の場面は一切ありません。玲汰と莉緒の日常にある青春感を大事にしたかったからです。

ふたりが離ればなれになって、莉緒を失っても前を向いている玲汰を私はまだ想像することができませんでした。

なので、希望を残したラストにしました。


ふたりが奇跡を信じれば、
その想いが強ければ
離れたくない絆が深ければ、

本当に奇跡は起こるんじゃないかと、ご都合主義ではありますが、私もそんな風に思ってこの作品を書き上げました。


玲汰と莉緒が最後まで笑っていられますように。

誰かの心の片隅に残せるような作品を目指して、これからも書き続けたいと思います。

あとがきまで目を通してくださり、本当にありがとうございました!


この作品を読んでくださった
すべての方に感謝を――。


永良サチ