あの日に出会ったキミと。

食事を終え、大広間を出ようとした時、どこからか男の人の大声が聞こえた。


…誰の声だろう?


声のするほうへ向かうと、大きい影が見えた。


「なんで俺様がそんなこと…!!!」


聞いたことのない声…。
誰?


「…蛍様!」


そこにいたのは一ノ瀬と背の高い男の人だった。