「住み込みで働いてもらうことになるのぉ」 一気に力が抜けた よかったぁ、そんなことか 身体売れ、とか言われたらどうなるかと… 「はい!大丈夫です!よろしくお願いします!」 私が元気良く返事をし 深々とお辞儀をすると 「俺も、よろしくお願いします」 はぁ、なんだか安心するな 隆がいなかったら あたし、やばかったよね絶対。 「よかったね…隆…!」 隣にいた隆だけに 聞こえるように言った。