空の色


「綾斗遅いねー…」

「…どうせ混んでるんだろ。」

「…夏休みだもんねっ(ニコッ」

澪と奏が集合場所に帰ってきても、綾斗はまだ帰ってなかった。

「奏くんどこ行ってたのーっ??飲み物??わーい!!」

「おう。翔と羽琉の分もあるぞ。」

「ありがとな、奏(ニコッ」

「流石俺の親友だなっ!!」

「羽琉うるせえ。」

「奏と羽琉くんは仲いいよねー(笑」

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「綾斗くんは、誰と来てるの??」

「んー、おねーちゃんの友達とか彼氏とか(ニコッ」

「そっか…居づらくないの??」

「みんないい人達だから、大丈夫だよ。」

「そっか(ニコッ」

二人は海岸の道を歩く。


「…綾斗くんって優しいんだね」

「ん??」

「あたし、友達居なくて…上辺だけの友達って分かってるのにしがみついてたの。」

「ん」

「でも、あたしが熱中症かもって言っても何も言ってくれなかった。迷惑な顔されちゃったし…。」

「ん」

「だから、綾斗くんが大丈夫??って言ってくれて嬉しかったよ…(ニコッ」

「これぐらい、当然だよ」

「優しくされたことないから、分かんないよ…」

「あ、」

綾斗は自動販売機に駆け寄る。

ガタッガタッガタッガタッガタッ

「…」

「飲み物買うの忘れてたw」

「あ、そういえば…ごめんねっ」

「はいっ」

ポンッ

「…っ」

綾斗はジュースを優奈に渡す。

「えっいいよっ!!私も買うから…っ!!」

「あげるって言ってるじゃん。貰っといてよ(ニコッ」

「ご、ごめ…」

「ごめん禁止。」

「…ありがとうっ(ニコッ」