「じぁ、これはね…」 今度はあたしから利樹のそれに近づいた。 「お菓子くれたお礼ね」 右手の人差し指を口元にもってきて、しーってポーズをとる。 「…わぁっ」 利樹が顔をこれでもかってくらい顔を真っ赤に染めてあたしを見る。 「ヒナヒナヒナー! ほんっとに可愛い!俺のヒナ!」 むぎゅ〜って抱きついてくる利樹。 そんな利樹を可愛いなんて思ったのは、今も、この先も、あたしだけの秘密。