そうして浮かれながら歩いていたらいつのまにか私の家に着いていた。 「あっ…家…」 「ここお前んち?じゃーな。」 えっ…先輩、さっき来た方に戻ってる? もしかして… 送ってくれたのかな…? てか絶対そうだよね… 「悠斗先輩っ!ありがとうございます!また明日!」 結構離れてしまっていたけど私は大声でお礼を言った。 先輩はこっちを向かないで手を振ってくれた。