こんなくだらない話をしながら校門を出ようとしたら


前に佐伯先輩が一人で歩いていた。


「あっ!佐伯先輩っ!」


私が言うと愛梨と真美も気付いた。


「ほんとだぁ。さくら、行ってきたら?」


「え?でも今日はアイス…」


佐伯先輩とも帰りたいけどやっぱり愛梨と真美を置いてくわけにはいかないし…


「なにいってんの!私達とアイスなんていつでも食べれるよ?


佐伯先輩と帰れるなんて滅多にないじゃん!ほらっ!いきな!」


真美…