「好きでもないのにキスなんかしないでっ!優しい声で呼ばないでっ!」 我慢していた涙はいっきに溢れてきて止められない。 こんなに好きな人からのキスなのに嬉しくなんかないよっ…。 なんで…?なんでキスなんかするのっ? 「…しねえよ。…俺は好きじゃないやつとキスなんかしねえよっ!」 何っ…言ってるの…? 悠斗先輩は真剣な顔をしながら私の方へ近づいてくる。 私は何がなんだかわからないまま後ずさりした。 でもすぐに追い詰められ私の後ろにある下駄箱に手をついた。