俺は多分遊園地行った時からあいつのことを好きになってた。 うすうすと気付いていた。 屋上でゆりを見たとき苦しくならなかった。 ゆりは好き“だった”人。 今は違う白川が好きだ。 でも怖かった。 白川もまた自分から離れてしまうんじゃないのかそう思うと好きって認るのが怖かった。 だから逃げてたんだと思う。 蓮が口を開いた。 「お前わかってんじゃん。じゃあさお前は今どうするべきかもわかるんじゃねえの?」 さっきの苛立ちは消えていて優しい声になっていた。