「あっ、かずき!」




その声とともに、背中に鈍い痛みが走る。




「いっ!…ったく、ゆずき、お前なぁー」



「ごめんごめん」




振り向くと、すぐ近くに俺の背中を自分のスクールバックで殴った犯人がいた。