「やっと...
やっと見つけた...

俺の柚乃」

「...お兄ちゃん、
もう逃げるのはやめるよ」

「やっと俺のものに...」

「だから、一緒に死のうか...」


そう言い、隠し持っていたナイフを開き走り出した


兄は血に染まり、私にまで血が飛び散った


これで、やっと開放される...



最後に君へ残す言葉

それは...




『愛してた』