半信半疑のまま玄関の外に出てみる。 ここはマンション3階。 下を覗いてみて外灯の下にひとつの人影を見つけた。 目を凝らしてみて… ――えっ、 うそ、なんで? 急いで上着を取りに部屋に戻り、その人の元へ向かった。 「峰岸くん…?」 あたしの声に振り返る人影。 峰岸くんだった。 あれ、メガネかけてない…。 「こんばんは」 「峰岸くん、メガネ…」 「…う、うん。戸田さんの前ではもう必要ないと思って」 視線を反らし耳の後ろを掻く峰岸くん。 それはつまりあたしに心を開いてくれたってこと…?