「・・・お、重い」
洗濯のサービスがあるホテルらしいが、
一応女だ。
下着や服は、ある程度持って行きたい。
そう思った私は、詰め込めるだけの服を詰め込み、
今空港に来ている。
この旅行に、参加が決まっているのは、
男20名・女18名。
…なんだかこうやって見ていると、まるでお見合い旅行のようだ。
そう思ったのは私だけだろうか?
「…貴女も、ロングバケーションの参加者?」
「…エ?・・・ぁ、そうです。…貴女も?」
「ええ、そうなの。私、植木樹里29歳、宜しくね」
そう言って微笑んだ樹里。
なんて綺麗な女性なんだろう。
とてもおしとやかで、清楚な感じの女性だ。
・・・ん?29歳?あ、なんだか親近感。
「私、佐伯美和って言います…奇遇ですね、私も同じ年なんですよ」
「エ?!そうなの?!それじゃあ、尚更気が合いそう」
歳のおかげか、見るからに真逆な私達だったけど、
凄く仲良くなってしまった。
・・・こうやって、知り合いになれるのも、1人旅の醍醐味かな。
そう思うと、少しだけ胸が躍った。
洗濯のサービスがあるホテルらしいが、
一応女だ。
下着や服は、ある程度持って行きたい。
そう思った私は、詰め込めるだけの服を詰め込み、
今空港に来ている。
この旅行に、参加が決まっているのは、
男20名・女18名。
…なんだかこうやって見ていると、まるでお見合い旅行のようだ。
そう思ったのは私だけだろうか?
「…貴女も、ロングバケーションの参加者?」
「…エ?・・・ぁ、そうです。…貴女も?」
「ええ、そうなの。私、植木樹里29歳、宜しくね」
そう言って微笑んだ樹里。
なんて綺麗な女性なんだろう。
とてもおしとやかで、清楚な感じの女性だ。
・・・ん?29歳?あ、なんだか親近感。
「私、佐伯美和って言います…奇遇ですね、私も同じ年なんですよ」
「エ?!そうなの?!それじゃあ、尚更気が合いそう」
歳のおかげか、見るからに真逆な私達だったけど、
凄く仲良くなってしまった。
・・・こうやって、知り合いになれるのも、1人旅の醍醐味かな。
そう思うと、少しだけ胸が躍った。