【完】あんたなんか知らないっ!!








「―ってまだかよ。」





なんてつっこんでも返事なんか帰ってくるわけもなく。

気付けば後夜祭も中盤に差し掛かろうとしていた。






「ー...

碧海ちゃん??」






...田渕くん??

突然ドアが開いたかと思うと、いたのはやっぱり田渕くんだった。




「...あからさまに残念な顔しないでほしいな。」


「ご、ごめん...」




顔に出したつもりはないのだけど...






「まぁ、いいよ。

碧海ちゃん探しに来たんだから。」



「手を煩わせたようで。」



「ははっ、別にいいよ。

碧海ちゃんに話したいことあったし。」





そういうと私の横を通りすぎて、窓側に呼び寄せた。