「山本くん、そろそろ手放して??」 痛いよ、手首はやめよーぜ... 「あ、ごめん。 じゃあこっちで。」 せっかく放してもらったのに今度は繋がれる手。 大きくて、ゴツゴツしてて。翠とは違うんだなって勝手に比較してた。 「碧海ちゃん、彼氏いたことある??」 「いや、ないけど...」 そんな答えに驚いたのか、目をパチパチさせる山本くん。 なに、そんなに意外か...?? 「じゃあさ、こーいうのも初めてだよね??」 そう言って笑うと、私の視界に山本くんが入ってきた。