「……っごめんなさい……」 香澄さんとか…… ッたくさんの人を傷つけて 本当にごめんなさいっ……。 こんなあたしのことを…… お母さんは……許してくれるかな……? ……怒ってるかな……? 暗闇の中、そんなことを思っていた…… その時だった……__ 「……雫…!」 「………え?」 7年間……ずっと聞きたかった声が…… 温かくて、優しい声が…… どこかから聞こえた。 例え7年聞いてなくても あたし、すぐにわかったよ。 ……お母さんの声だって__