「…ふっ……冗談じゃねぇよ。」 急に態度が豹変したからか どうやら男は怪しんでいるようだ。 「俺、どっちかって言ったら 雫と同じ価値観なんだわ。 だから、あんたが言う言葉は 綺麗事にしか聞こえねーよ。」 ほらね、やっぱこうゆう普通の奴には 俺らが思う価値観なんて理解できねーだろ? 結局そうなんだよ。 本当の痛みを経験したことがない奴には 俺らが思う正義を これっぽっちも理解できない。 ……だからこそ、雫に会った時は 本当に救われたんだ。