下駄箱に行くと…… 「……ない…。」 わたしの上靴が……消えていた。 犯人は、考えなくてもすぐに分かった。 「どうしようっ……。」 1人焦っていると、耳を塞ぎたくなる声が 背後から聞こえていた。 その声の持ち主は…… わたしをいじめる、女子3人組。 「おはよ〜蒼波さん?」 __ドンッ! 「いたっ……」 わたしは思わず、床に尻餅をついてしまった。