「あ〜ぁ。私、まこちゃんの事好きだけど、同棲だけは絶対にしないでおこ〜っと!」



「何で?楽しいよ?」



「風子みたいな生活、絶対嫌っ!」



同棲っていったら、誰もが憧れるんじゃないの?


彩音はかわってるなぁ〜??


私は毎日、こ〜んな幸せなのにねぇ??





夕方6時。


「ハル、ご飯食べてくるのかなぁ?電話してって言ったのになぁ。」



家で食べるなら、そろそろ用意しなくっちゃ。



彩音はまた私を呆れた様に睨む。



♪〜♪〜♪


ハルからの帰るコールかな??


「もしも〜し」


『今から帰るから。アヤまだいる?』


「いるよ?」


『じゃあ、誠も連れて行くから、飯、適当に作ってて。じゃあ。』



それだけ言うと、一方的に電話をきられた。



「・・・切りやがった。」



こうしちゃいられないっ!!



「彩音!ハル帰って来ちゃう!誠くんも来るって!早く夕飯の買い物いかなくちゃ!!」



「行ってらっしゃ〜い!」




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