伝説のヤンキー I

紗希SIDE

私はいつも通り荵と学校に行っていた

「紗希クラスはどう?」

「んー、まぁ何とかやっていけそうだよ昨日友達もできたし」

「そっか。ならいいや。何か困った事とかあれば俺に言えよ?」

「うん、わかった」

そして門を通ろうとしたら後ろから私の名前を呼びながら走ってくる男がいた

そいつの名は

「さーきー!おっはよー!」

恭弥だ

そしていつものように飛び付いてきた

「おい、恭弥。紗希が困ってんだろ?」

「んだよ、洸夜ー。別にいいだろ?」

洸夜は恭弥の世話役みたいなものだ

違うクラスになったのはちょっとあれかもね。

恭弥が暴れなければいいけど…

恭弥が暴れたら止めれるのはここにいる洸夜と荵と私しかいない

「恭弥暴れないでね?暴れたら誰も止めれる人クラスいないんだから」

「わかってるぜ。それぐらい」

「そ、ならいいけど。それよりいい加減離れて欲しいんだけど…。動けない」

そう、あれからずっと恭弥は私にくっついたままだった

別にくっつくのは別にいいけどずっとくっついてたら動けないからね

「え?あぁ悪りぃ。」

恭弥が離れた所で私達4人は教室に行った

ガラガラガラガラ

「あ、紗希おはよー!」

「おはよ、未奈。はやいね」

「そう?」

「昨日は私より遅かったでしょ?」

「あー、確かにー!まぁ昼だからねー」

今は8時25分

家から学校まで約10分かかる

本当はもっとはやくついていたはずだけど恭弥達と話していたからね

「昼弱いの?」

「いや〜!みたい番組あってね…」

「あー、よくあるね」

「うん。そうゆう紗希は朝弱いの?」

「そうでもないよ。友達と喋ってて」

「そうなんだ〜!」

「うん、10分ぐらいは学校の近くで喋ってるからね」

「わぁ、学校よく遅刻しないね」

「5分ぐらいで着くからね」

そう、私の家は朝からいつもうるさい

まぁでも朝は弱いかな?
いつも寝起き悪いらしいし

自分で起きてるけどその後が相当機嫌悪いらしい

まぁ確かに機嫌悪いけど…


と他愛もない話を未奈としていたらいつの間にか8時30分になっており先生が教室に入ってきて皆着席していた