____次の日___
4月8日木曜日 午前6時30分
ある一家は朝から騒がしかった
「おい、クソ結衣!俺のカッターシャツどこやりやがった!」
この男は紗希の従弟の晃 小学5年生
「晃兄は朝からうるさいな。なんで私に聞くの?紗希姉に聞いたら?」
そしてこの女は
紗希の従妹で紗玖の妹・結衣 小学3年生
訳あって居候中
「紗希は7時にならないとおりてこないぜ」
「部屋に行けばいいでしょ?」
「お前知らねえの?紗希の部屋は7時にならないと絶対入れねえんだよ。」
「はぁ?なんで?」
「いや入れるっちゃ入れるけど紗希の奴キレるからさ。キレたら手つけられないぜ」
そして晃は何かを思い出したのか武者震いをした
「平気でしょ?」
と言い立ち上がりどこかに行こうとした
「っておい!どこ行くんだよ!まさか紗希の部屋か?」
晃は紗希の部屋に行くのかと思い止め出した
その時階段からどす黒い声が聞こえてきた
「おい、お前らうるせえぞ。」
その男は
紗希の兄・紗玖 高校1年
「紗玖…」
「紗玖兄…」
「紗希は今相当機嫌悪りいからほっとけよ。わかったな?結衣」
と結衣の頭を撫でながら言った
「はーい」
2人は大人しくリビングへ戻っていった
それから25分後ぐらいに紗希は起きてきた
「おはよ」
と低い声で挨拶をした
紗希はいつも朝は機嫌が悪い
そこに紗玖が来た
「おはよう、紗希」
「うん、おはよ。お兄ちゃん」
そして次は紗玖
「紗希!おはよ!なぁ俺のカッターシャツ知らねえ?」
「晃のカッターシャツ?知らない」
その次は結衣
「紗希姉おはよ〜」
「おはよ、結衣」
大瀬家のいつも騒がしく朝をむかえる
そして7時30分に紗玖は家を出て学校に行った
それから5分後には晃と結衣が家を出て学校に行き8時10分に紗希は家を出て学校に行った

