朝、少し起きるのが遅かった。 俺も楽しかったなどという、恥ずかしいことを言ってしまったからだ。 つまり、なかなか寝つけなかった。 家を出ると、ユアが洗濯物の手伝いをしていた。 すると、こちらに気づき、 「おはようございます、ヤノウくん。」 「お、おはよう」 彼女の笑顔が眩しかった。 「ヤノウー!ちょっと来てくれってさ!村長がー!」 「はい!今行きます!」 俺は村長の家に向かった。 走ってる最中も、彼女の笑顔が離れなかった。