式が終わりを迎えたとき、ジャスミンのブーケを握った。 ふわりと空に投げると、それはかのんに届いた。 「えっ…ありがとう」 「お幸せに」 蒼斗がそういって、相手の男の人を見た。 幸せそうに頭をかいていた。 「んじゃ妃鞠たち、この後どこで話すんだよ?」 「ん、決まっているでしょ?」 あたしとかのんが視線を1度合わせた。 「「丘の上!」」 そしてあたしと蒼斗、柚希と廣クン、かのんとその恋人で、 あの丘の上に行く約束をした。 1度あたしと蒼斗は着替えてから向かうことに。