苺のショートケーキを頼むと、彼女はカフェラテを頼んでいた。
(大人っぽいなぁ…)
あたしにもお姉さんとかいたら、こんな感じなんだろうか。
「それで?聞きたいことって?」
「…秀は本当に柚希が好きだったんですか?」
親友はあんなにも苦しんでいても、助けを呼ばなかった。
それは…彼を本当に愛していたから。
「…正直に言えば、揺らいでいたと思うわ」
窓の外を眺めた彼女は、綺麗な髪がなびいていた。
あたしも窓の外を見つめた。
「かのんちゃんと…、本当に深い仲だったのよ」
彼女の声は、とても落ち着いて聞こえた。

