何だか話しについていけなくっていると。 「俺と結婚前提に一緒に住もうってこと」 「え、えぇえ!?」 け、けけ結婚!!? 廣クンのときは、さほど驚かなかったのに…。 「でも…妃鞠ちゃんには、高校あるし…。無理かなー?」 「あ、あぅ…」 「それとも俺と一緒の職場で働いちゃうとか?」 「…それはいいかも」 「じゃあ決まり。妃鞠ちゃんのお父さんに伝えよう」 「ん」 ―恋ってこんなにも幸せなんだ。 ―本当の好きな人の傍にいれるって、夢みたい…。 「あ。そういえば蒼斗クン?」 「ん?」