「ふ、服着てよ!!!」
「るせぇな…。俺等以外いねぇじゃん」
「そういう問題じゃないよ」
すると後ろから抱きしめられて、目を隠される。
真っ暗で何も見えない。
「ほら…、わかんねぇだろ?」
「…料理できないじゃんか」
首筋に軽くキスをされる。
「お前は浮気すんなよ」
「しないしっ」
そのまま離れると、料理作りを再開した。
(…そのままの言葉を返したいよ…)
料理も作り終え、完食すると。
「風呂、入るぞ」
「は?」
「カレカノなんだろ?だったら、いーだろ?」
「ちょ、待って!心の余裕が…」
「んなもん、ねぇ。いいから」
「じ、じゃあ!電気消して!!!」
そして、電気を消して入るはめに―…。

