その日は偶然通りかかった道で
女の子がナンパされているところに居合わせた
その子は困っている様子立ったから助けたことがあった
そして
それから何日かたった後
また同じ道を通りかかった時急に呼び止められる声が聞こえた
その声には聞き覚えがあった
振り返るとこないだ助けた女の子がいた
「すみません。あなたは忘れてしまったかもしれませんがこないだここで助けてもらったことがあって、その時のお礼をしたいんです!」
俺は何故か一度会っただけなのにこの子ことは鮮明に覚えていた
「別に大したことしてないからお礼なんていいよ」
そう答えた
この子もきっと今までの女の子と同じだと思ったからだ
だか
この子は
「あなたはいいかもしれませんが私は嫌なんです!何かが借りがあるみたいで」
そう答えた
ビックリした
今まで“借りがあるみたいで嫌”ということを言われたことがなかった
「…フッククククク」
「?」
彼女はいきなり笑い出した俺に自分は何か変なことでも言ったかということを思っていそうな表情をしていた
この子はとても分かりやすい子だな
「ごめん。そうだな、それじゃお言葉に甘えて何かしてもらおうかな」
俺がそう答えるとその子は途端に笑顔になって
「はい!」
そう答えた
そういえば名前を聞いてなかった
「俺は水宮 碧斗。君は?」
「私は内原 明日奈です」

