今日も残りあと一時間をきり、俺は玄関で雪を待っている。

「お待たせ、裕也」

そこには着物姿の雪が立っていて

「・・・・」

「裕也?」

「お、おう行くか!」

着物姿の雪があまりにも可愛いくて言葉がでなかったわけで

「どう?お母さんに着付けてもらったんだけど変じゃない?」

「似合ってる、可愛いと思うぞ」

「ありがと、裕也」

まわりをみても神社へ向かう人が多い

「じゃあ、俺たちも向かうとするか」

そういって雪に左手をさしだす

「うん!」

神社に着くと予想どうり多くの人で

「これほどとは・・・」

「はいはい、すぐ並ぶよ裕也」

「はあ〜そうだな」