さぁて、何をしようかな。 そう思い、ありとあらゆる悪戯を考える。 2.3分程考えてから弥和に近づく。 「邪魔。」 そう言いながら抱き上げる。 弥和…百華は何されたか把握していないようで頭にクエスチョンマークが浮かんでいた。 俺が今やっているのは世にいう"お姫様だっこ"。 百華は少し時間が経って、やっと状況を理解したのか、顔を赤くする。 「…オロシテクダサイ。」 「やだ。」 カタコトに降ろすことを要求してくる百華に容赦なく拒否を告げる。