君愛。

雄大から連絡があった、その事に私は驚いた。


「そうなんだ。ありがとね、佳奈。」


私は驚いていたけど、平然を装って佳奈に言うと、佳奈が居る場所まで行った。


「で、何があったの?」


佳奈からの質問に、私はどう答えようか考えてしまい口ごもった。


雄大と別れたことが原因で、学校を辞めて、自分から車道に飛び込んだ、なんて恥ずかしくて言えない。


「学校辞めたのは、就職したいと思ったからだよ。事故はたまたま車が突っ込んで来てね。」

私はとっさに嘘をついてしまった。

今まで佳奈に嘘なんて言った事無かったのに。


「そっか。大変だったね?あ、そうだ。どこに就職するの?」


そうだ。佳奈は本当に鈍感なんだった。


私がついた嘘に疑問なんて全く抱いていない様子で、質問してくる佳奈。


でも、佳奈に嘘をついてしまったことで私の気持ちは沈んでいた。