真奈ちゃんは、綺麗にラッピングされた袋を持っていた。 それを両手で持って、江藤君に、一生懸命なにかを伝えている。 なにか、なんて考えちゃって。 ほんとは分かってるくせに。 真奈ちゃんが、江藤君に自分の想いを伝えてるって。