病愛。【完】

授業後。





「バイバイ。成美。」




「うん。じゃあね~」




私は家に真っ直ぐ帰っていた。




真が心配だしね?









家に帰るともうお母さんはいなかった。





私は急いで真の部屋へ向かった。





「真。大丈夫?」





すると真は顔を火照らせながら





「綾香…ゲホッ…」





重症だ。





「無理しないで寝てなよ?」





「ごめん…」





「いつも頑張ってるんだからたまには休みなよ。」





私はそう言い真に微笑みかけた。










私は下へ行き保冷剤を取りに向かった。





すごく熱そうだったから…






保冷剤と…あと…冷えピタとか?






私がおろおろしていると、インターホンが鳴った。






朝輝かな?






「はーいっ」




私は勢いよくドアを開けた。





「こんにちは。」




「いらっしゃい。勝手に上がっていいよ。」





私はそう言い朝輝を家に上げた。








いい子だった。





本当に可愛くて純粋で…





それに真の友達。




でも私はこの時、初めて思った。





恭平の約束を、守っておけばよかったって…