「キング、第5審査まで終りました。最後は、キングが決める番です。」





「わかった、ありがとう。」





「では、失礼します。」






俺は、この第5審査が終わるまで、部屋の外には出ていない…。





いよいよ決まるのか…。



そう思うと、なんだか、嬉しい気持ちもあるが



やっぱりどこかであの子の事を思い出してしまう…。




きっと、あの子はいないだろう…。





ダインだから…。