『眠たい午後』
通り過ぎてく黒い影
肩を叩いてる細い指
冷たい吐息が耳にかかって
抱えてた地図を
僕は落とした
もう何年経ったろう
帰るべき場所に
未練なんてないけれど
望んでたものは掴めそうもなくて
乾いた笑いが響いて溶ける
夕陽の香り漂うひと時に
気だるい身体が愚痴を溢して
必要ないなら休みをくれと
脆い網膜が囁いてるから
僕はもうすぐ眠るらしい
通り過ぎてく黒い影
肩を叩いてる細い指
冷たい吐息が耳にかかって
抱えてた地図を
僕は落とした
もう何年経ったろう
帰るべき場所に
未練なんてないけれど
望んでたものは掴めそうもなくて
乾いた笑いが響いて溶ける
夕陽の香り漂うひと時に
気だるい身体が愚痴を溢して
必要ないなら休みをくれと
脆い網膜が囁いてるから
僕はもうすぐ眠るらしい