『唯々諾々』

機械化された頭の中の
ユーザーはとある誰か

操られてると知ってても
どうせこの手では止められない

残酷なアイロニー
残渣のような僕の価値

脳のシナプスが焼き切れるまでは
何処までも従順な友でいよう

そして何時か
虚構に溢れた世界から
逃れる道を見つけられたなら

名も知らぬ第三者に
伸ばした手を掴んで欲しい
込み上げる何かを消化して欲しい

それを希望と言うんだろうか