君だけにこの気持ち

まぁいろいろ考えながら支度をしていると、リビングのインターホンが鳴った。



こんな早くから誰だろう?!と思うとそれは、愛望だった。



インターホンのボタンを押して
「愛望、早くない?!」と言うと


愛望は少しあきれたような笑い方で、
私に
「今日はクラス発表だから早く行くって約束したじゃんw」と言われて

「ちょっと待ってて」とつげて

私は大慌てで制服を着てリュックをもって玄関を出た。

そして愛望にごめんと少し笑いながら言った。
愛望も笑いながら慣れてると言った。



中学は家のすぐそばにある。
歩いて5分位でつく。

愛望とクラス発表の話をしていたら、あっという間に着いてしまった。



校門の前に先生が立っていた。
その先生が学年別にクラス発表の紙を配っていた。
私は先生からその紙を貰うと、彼とおんなじクラスかどうか、すぐ探した。
彼の名前は高谷拓真(こうやたくま)
その名前は7組にあった。

そして私の名前は7組にはなかった。
少しため息がでた。

私は4組だった。
微妙な離れぐあいだった。

しかも愛望とも別のクラスになっていて
愛望は拓真と同じクラスだった。
また、ため息がでた。
 
私は自分のクラスに仲の良い女子を探そうと思い紙を見つめるが、誰もいなかった。
もう、悲しくなった。

愛望に友達がいないと言うと
「なれるまで、うちが話し相手になるから」と優しく言ってくれた。

でも、そんな愛望が羨ましかった。
『拓真とクラス一緒でいいなぁ』
と心の中で何度も思った。