「どうだった?桐葉」 「OK。OK。新選組に改名けってーい」 廊下にいた槙に言う そこには総司もいた 「桐葉さんが時々口にしていた新選組というのはこういうことだったんですね」 「あれ、聞かれちゃってましたか」 どうやら総司は一足先に土方の元へ来ていたらしい 「まぁ、何度か口に出してたからね。桐葉は」 「槙ちゃん、煩い」 この日から私達は壬生浪士組改め新選組として名を馳せることになった