「帰るきっかけになるかもしれないでしょ?」


「……………たまたま俺も非番だったから」


槙と一はそう言って後をついてきた


「はぁぁー……………もういいです」


という訳で4人で神社を目指すことになったのだ


「……………桐葉さん、ここを右に曲がるともう少しですよ」


「そうですか、ありがとうございます」


笑顔で返す

私の右手には鳥居が見えてきていた