今から僕の試合かーー 藤堂さんとか、大丈夫かな? 「試合、はじめっ!!」 次の瞬間、僕は切り込んだ 結構、背中がら空きだよ 「甘いです、平助さん」 僕は背後に回り、首元で竹刀を止めた 時間にして、2、3分 驚いていないのは、桐葉だけだ