それから私達はご飯を食べて着替えてから駿さんたちがくるまでソファーでのんびりしていた。

ピンポーン


華『駿さんたちかな?』


狼『あぁ。行くか。』


華『うん。』


玄関のドアを開けるとスーツ姿の駿さんと潤さんが立っていた。
二人は私の髪と目を見て驚いた顔をしたけどすぐにいつもどおりの顔に戻った。
さすが、狼の補佐思った。


駿潤『おはようございます。若、華さん。』


華『駿さん、潤さんおはよう。』


狼『あぁ。』


狼はいつものとおり素っ気ない返事をした。


駿『では、行きましょう。』


駿さんのその合図で私達は車に乗り込み狼の実家に向かった。

しばらくすると車が止まった。


駿『着きました。』


駿さんがそう言って車のドアを開けた。