花のような笑顔

間抜けな奏の返事を聞き、理事長室から出て教室に向かった。

零にはくだらない用事だったと言っておいた。


それから午後の授業が始まったが、お決まりのお眠りタイムだった。


放課後になり零に起こされた。


零『もう!華寝過ぎ!!』


華『んーごめんごめん。眠くてさ~。』


零『昨日もいったの?』


華『んー。行ったよー。今日も行くよー。』


零『そっか。怪我とかしないでね?気を付けて!』


華『ん。分かってるよ~。』


零『んじゃ、帰ろー!』


そう話して教室から出た。
零とは家が逆方向だから校門を出てすぐ別れた。