花のような笑顔

その時、男達が掴んでる反対の手を誰かに引っ張られ抱きしめられた。


?『どこ連れてこうとしてんだよ。』


「あぁ?なんだよてめぇ。」


?『こいつ俺の女だから触んな。』


「んだよ。彼氏持ちかよ。」


男達はそう言って去っていった。


?『大丈夫か?』


華『大丈夫です。』


と言いながら相手の顔を見た。
すごく顔が整っているけど、見た目はチャラい。


?『君みたいな美人がこんなとこ歩いてるとさっきみたいな男達に何回も声かけられるよ?』


華『ほっといてください。』


冷たくそうあしらうと…


?『俺、 佐々木 奏っていうんだ。よろしくな。』


私の言葉なんか無視して名前を言ってきた。